フロリダ・パンサーズと奇跡の物語(第1章)
スタンレーカップ出場への軌跡:フロリダ・パンサーズの驚異的な旅
1. レギュラーシーズンの苦境
1.1 大型トレードと不安定な成績
現在行われているスタンレーカップ・プレーオフでフロリダ・パンサーズは2023年のNHLシーズンで奇跡を起こし続けていますが、それには苦難の道のりがありました。チームはマシュー・カチャックなどを大型トレードで獲得しながらも、安定した成績を残せずにいました。
1.2 ギリギリでのスタンレーカップ出場
パンサーズはレギュラーシーズン終了時点でスタンレーカップ出場チーム中、最下位の成績での出場となりました。リーグ全体でもカチャックが昨年まで所属したフレームスよりも1ポイント下という成績でした。(ちなみにフレームスは違うカンファレンス枠の中で結果プレーオフ出場はできませんでした)レギュラーシーズン終盤に、カンファレンス内でレギュラーシーズンをほぼ同じポイント数で推移したチームが3チームあり、毎日その状況は一進一退で変化しましたが、ギリギリでカンファレンス内でスタンレーカップ出場権を勝ち取ることができました。
2. スタンレーカップトーナメントのスケジュール
2.1 過酷なスケジュールと試合形式
スタンレーカップトーナメントは最大7試合対戦で行われ、最初に4勝したチームが次のトーナメントに進む方式です。試合間は中1日を挟んで続けられるため、選手たちは移動などの過酷なスケジュールの中で戦います。
2.2 1回戦の相手:ボストン・ブルーインズ
1回戦ではパンサーズは、レギュラーシーズンを通して8割以上のNHL史上最も高い勝率を残したボストン・ブルーインズと対戦しました。ブルーインズの圧倒的な成績に対し、誰もがブルーインズの勝利を疑っていませんでした。
3. 奇跡の連勝
3.1 第5試合で起きた流れの変化
1勝3敗で迎えた第5試合から、パンサーズの流れが大きく変わりました。苦戦しながらもゴーリー、BOBROVSKYの大活躍により、延長戦でマシュー・カチャックが延長ゴールを決め、GAME5を勝ち取り、その後パンサーズ勢いに乗ったパンサーズは連勝し、2回戦へと進むことに成功しました。
ブルーインズとの7戦の死闘はYOUTUBEで見ることができます。パンサーズVSブルーインズ、7試合レビュー
フロリダ・パンサーズは困難な道のりを乗り越え、スタンレーカップへの道を自ら切り拓き、驚異的な旅を描き続けています。
彼らの奮闘とチームワークはスポーツ界における奇跡の一例と言えるでしょう。
今年のスタンレーカップを取るのはパンサーズなのかもしれないと感じているのは私だけではないと思っています
続きは後日記します。
ブルーインズとの7戦の死闘はYOUTUBEで見ることができます。